マルウェアを検出・削除するための監視ツール
Emsisoft HiJackFree(旧 a-squared HiJackFree )は、スパイウェアやアドウェア、ブラウザハイジャッカー、トロイの木馬やウイルス、それ以外の種類のマルウェアを発見して削除するのに役立つツールです。
システムを一目瞭然に
Windows の全てのオートラン(自動実行)のエントリや実行中のサービス、プロセス、使用中のポートなどを監視し、 ウイルスやスパイウェアなどの怪しい動作がないか調べます。
実行中のプロセスの一覧メニューでは、実行中のプロセスとプロセスごとのID、CPU使用率、スレッド、メモリ使用量、優先度、ファイルの場所を見ることができ、プロセスの停止や優先度の変更を行うことができます。Windows のシステムプロセスなどの安全なプロセスは緑色でマーカーされて表示されます。
ポートを使用しているプロセスの一覧では、アクテイブなプロセスとプロセスが使用しているポート番号と状態が表示されます。ここでもプロセスを停止させることができます。
自動実行エントリの一覧画面では、Windows 起動時に実行される全てのアイテムの一覧が表示され、エントリの削除や追加、エントリ名やプログラムの場所の表示、Run、RunOnce、RunServices、RunServicesOnce などの自動実行セクションを変更することができます。
実行中のサービスの一覧画面では、サービスの停止や開始、インストールとアンインストールを行うことができます。
普段使いもできる多機能ソフト
その他の利用できる機能は、エクスプローラーのアドオンの一覧表示/削除/追加。LSPプロトコルの一覧表示とLSPのアンインストール。ホストファイルの編集。ActiveXの一覧表示/削除/追加などと多いです。
リストから削除されたものは完全には削除されずに検疫されるので、万が一不具合が起こった場合でも元の状態に復元することができます。
Emsisoft HiJackFree は、以上のようなシステムの各箇所のアクティブな情報を監視し、編集や終了・削除などの作業を行うことができるので、ウイルスなどを発見するためだけでなく、Windows のシステム分析・設定変更ツールとしても非常に有用です。
機能
- レジストリ、スタートアップフォルダ、自動開始メニュー、トリッキースタートアップ、スケジュールされているものらの全てのスタートアップエントリの表示、編集、削除。
- 全ての実行中のプロセスを表示、プロセスの停止、優先度の変更。
- ActiveX、LSPプロトコルを一覧表示。
- エクスプローラの拡張のレジストリおよびファイルパスの表示。
- サービスの一覧表示。
- ホスツファイルの編集。
- 使用中のポートとポートを使用しているプログラムの一覧表示。
- 検疫機能。
- 日本語に対応。
仕様
画像
使い方
インストール方法
- ダウンロードした「a2HiJackFreeSetup.exe」を実行します。
- ウィザードに従って、インストールすればOKです。
- デフォルトでは、C:¥Program Files (x86)¥Emsisoft HiJackFree¥にインストールされます。
各機能の使い方
- デスクトップ上の Emsisoft HiJackFree のアイコンをクリックすると起動します。
- 起動すると、実行中のプロセスや使われているポート、自動実行エントリの一覧などを見ることができます。