システムのブートのパフォーマンスを確認できるツール
システムのブートプロセスに関する詳細なパフォーマンス情報を表示する Windows アプリケーション。ブート開始時刻、ブート終了時刻、ブート時間、メインパスブート時間、カーネル初期化時間などの詳細情報を確認できます。
BootPerformanceView の概要
BootPerformanceView は、システムのブートプロセスのパフォーマンス情報を表示する Windows ツールです。
BootPerformanceView の機能
BootPerformanceView の主な機能です。
機能 | 概要 |
---|---|
メイン機能 | ブートプロセスの詳細情報の表示 |
機能詳細 | ・システムのブートプロセスのパフォーマンス情報を表示する ・HTML レポートの表示 ・表示されている内容をテキストファイル(TXT、JSON、HTML、XML、CSV)に保存 ・表示されている内容をクリップボードにコピー |
ブートのパフォーマンス情報を表示します
BootPerformanceView は、システムのブートプロセスに関する詳細なパフォーマンス情報を表示する Windows アプリケーションです。
BootPerformanceView を使用すると、各ブートパフォーマンスレコードについて、ブート開始時刻、ブート終了時刻、ブート時間、メイン パスブート時間、カーネル初期化時間、ドライバ初期化時間、デバイス初期化時間、SMS 初期化時間、ユーザープロファイル処理時間などの情報を確認できます。
表示されている情報はテキストファイルに保存できます
BootPerformanceView を使用すると、ブートシーケンスの効率やシステムの安定性、起動時のハードウェア機能などの、起動効率に関連するさまざまな指標を分析・監視できます。
BootPerformanceView に表示されている情報は、すべてまたは選択した行をクリップボードにコピーしたり、テキストファイル(TXT、JSON、HTML、XML、CSV)に保存することができます。
システムのブートパフォーマンスを確認できるアプリケーション
BootPerformanceView は、PC の起動パフォーマンスを確認できる便利なアプリケーションです。ブートのパフォーマンス情報は、ローカル システムのほかに、ネットワーク上のリモートコンピューター、または外部のイベントログファイルから読み込むことができます。
機能
- システムのブートプロセスのパフォーマンス情報を表示する
- HTML レポートの表示
- 表示されている内容をテキストファイル(TXT、JSON、HTML、XML、CSV)に保存
- 表示されている内容をクリップボードにコピー
使い方
インストール
1.インストール方法
BootPerformanceView は、インストール不要で使用できます。
- ダウンロードした ZIP ファイルを解凍し、「BootPerformanceView.exe」ファイルを実行するとアプリケーションを使用できます。
基本的な使い方
1. 基本的な使い方
- BootPerformanceView を起動すると、システムのブートプロセスのパフォーマンス情報が表示されます。
・Boot End Time:ブートプロセスが完了した時刻。
・Boot Time:ブートプロセスを完了するのにかかる合計時間 (ミリ秒単位)。
・Main Path Boot Time:オペレーティング システムの重要なコンポーネントの読み込みにかかる時間。ブート シーケンスの効率を反映します。
・Kernel Init Time:Windows カーネルの初期化にかかる時間。システムの安定性と動作にとって重要です。
・Driver Init Time:すべてのデバイス ドライバーを読み込んで初期化するのに必要な時間。起動時のハードウェア機能に影響します。
・Devices Init Time:接続されたデバイスがシステムによって認識され、初期化されるまでにかかる時間を示す測定値。
・Smss Init Time:システム セッションの管理に不可欠なセッション マネージャー サブシステム (Smss) を初期化するのにかかる時間。
・User Profile Processing Time:起動プロセス中にユーザー固有の設定を読み込んで適用するのにかかった時間。
2.表示する列をカスタマイズする
- 「View」>「Choose Columns」を選択すると、表示する列を選択したり、列の幅を調整できます。
メニュー
1.右クリックメニュー
・Copy Selected Items:選択した行をクリップボードにコピーする
・HTML Report – All Items:すべての行の HTML レポートを表示する
・HTML Report – Selectes Items:選択した行の HTML レポートを表示する
・Choose Columns:表示する列をカスタマイズする
・Auto Size Columns:列の幅を自動調整する
・Properties:プロパティを表示する
・Refresh:表示を更新する
2.File メニュー
・Save Selected Items:選択した行の情報をファイルに保存する
・Properties:プロパティを表示する
・Exit:アプリを終了する
3.Edit メニュー
・Copy Selected Items:選択した行をクリップボードにコピーする
・Select All:すべて選択する
・Deselect All:すべての選択を解除する
4.View メニュー
・Show Tooltips:ツールチップを表示する
・Mark Odd/Even Rows:行に背景色を追加する
・Black Background:背景を黒くする
・HTML Report – All Items:すべての行の HTML レポートを表示する
・HTML Report – Selectes Items:選択した行の HTML レポートを表示する
・Choose Columns:表示する列をカスタマイズする
・Auto Size Columns:列の幅を自動調整する
・Auto Size Columns+Headers:列と見出しの幅を自動調整する
・Refresh:情報を更新する
5.Options メニュー
・Show Time In GMT:時刻を GMT 時間で表示する
・Add Header Line To CSV/Tab-Delimited File:タブ区切りの CSV ファイルに見出しを表示する
BootPerformanceView は、どなたでも無料で使用できます。