Microsoft 悪意のあるソフトウェアの削除ツール 5.130

深刻なマルウェアの感染を除去する駆除ツール

コンピュータから悪意のあるソフトウェアを削除してシステムを修復するツール。コンピュータとユーザーを守るために、深刻度が高い特定の悪質な脅威を駆除します。“ 悪意のあるソフトウェア ”とはいわゆるマルウェアのことで、このツールは既に感染しているコンピュータからマルウェアを削除します。

この削除ツールは毎月更新されて新しいマルウェアに対応しています。Windows の自動更新が有効になっている場合は月一回、自動的にバックグランドでスキャンが行われますが、感染が疑われる場合や、月二回以上スキャンを行う場合はダウンロードしてスキャンを実行して下さい。

どのようなウイルスを検出するの？

このツールで検出・削除できる悪意のあるソフトウェアの一覧は、ツールの開始時に見ることができますが、具体的にどのようなウイルスを検出して駆除するのかというと、ハッカーが PC を遠隔制御するプログラム、マスターブートレコードに感染するもの、オンラインバンクのログイン情報を盗むもの、他のマルウェアをダウンロードするもの、悪質なリンクや USB ドライブを介して拡散しているもの、強制的に広告を表示するアドウェア、ステルスを使用して隠れるトロイの木馬、マイクロソフト（OS）の脆弱性を悪用したもの… などで、マイクロソフトが深刻度が重度または高いと判断したものです。

検出したマルウェアは自動的に削除され、マルウェアが行った変更は元に戻されます。

防御力は無いので注意

このツールは既に感染しているコンピュータからマルウェアを削除するもので、マルウェアの実行を防ぐものではありません、非活動のマルウェアも検出しません、また、流行している特定のマルウェアを削除するものなので多くのマルウェアに対応しているわけではないです。感染を防ぐにはウイルス対策ソフトをインストールして下さい。

悪意のあるソフトウェアの削除ツールは、マカフィーの Stinger と似ていて、ユーザーや管理者が緊急的に感染を除去するのに役立つツールです。使い方はウィザード形式で進むので分かりやすく、全てのユーザーが使用できます。ツールにアップデート機能はないので、定期的に最新版をダウンロードして使用して下さい。