任意の URL または Web サイトに ping を実行できるコマンドラインユーティリティー
Web サイトが応答しているかどうか、またそのパフォーマンスはどのようになっているのかをかんたんに確認できる、Windows 向けの無料の Ping ツール。ICMP ではなく HTTP/S を経由して Ping を送信します。
http-ping の概要
http-ping は、任意の URL または Web サイトに ping を実行できるコマンドラインユーティリティーです。
http-ping の機能
http-ping で利用できる主な機能の一覧です。
機能 | 概要 |
---|---|
メイン機能 | Ping ツール |
機能詳細 | ・HTTP 戻りコード (およびその簡単なテキスト説明) を表示します。 ・サーバーから返されたバイト数 (ヘッダーを除く) を表示します。 ・リクエストが完了するまでに要した時間 (つまり往復時間) を表示します。 |
HTTP/S 経由で ping を送信します
http-ping は、任意の URL または Web サイトに ping を実行することができるコマンドラインアプリケーションです。
http-ping は、指定された URL を調査し、関連する統計を表示します。このアプリケーションは一般的な ping ユーティリティに似ていますが、ICMP ではなく HTTP/S 経由で、コンピュータ名/IP アドレスの代わりに URL を使用して動作します。
結果で統計情報を表示します
http-ping を使用すると、リクエストごとに、http-ping は「HTTP 戻りコード」「サーバーから返されたバイト数」「リクエストが完了するまでに要した時間」を表示し、完了すると、すべてのリクエストの概要が表示されます。
http-ping は、IPv4 のほかに IPv6 アドレスにも対応しています。その場合は「http://[2a00:1450:4007:800::1014].」のように URL を括弧で閉じて指定します。
使いやすい高速な ping ユーティリティー
http-ping は、ICMP の代わりに HTTP/S 経由で使用でき、また、IP アドレスやコンピュータ名の代わりに URL と組み合わせて使用できる ping ユーティリティーです。
機能
- HTTP 戻りコード (およびその簡単なテキスト説明) を表示します。
- サーバーから返されたバイト数 (ヘッダーを除く) を表示します。
- リクエストが完了するまでに要した時間 (つまり往復時間) を表示します。
仕様
画像
使い方
インストール
1.インストール方法
http-ping はコマンドラインアプリケーションです。
- PowerShell や コマンドプロンプトから開いて使用します。
基本的な使い方
1. 基本的な使い方
- 「-help」または「/?」と入力すると、利用可能なコマンドラインオプションを確認できます。
http-ping -help
- 基本的な使い方は、URL を入力するだけです。
http-ping https://www.coretechnologies.com
- コンテンツのダウンロードを回避するため、GET ではなく HEAD を使用して ping を実行するには、「-q」オプションを使用します。
http-ping -q https://www.coretechnologies.com/products/AlwaysUp/AlwaysUpUserManual.pdf
- リダイレクトを追跡して後続のリクエストを行うには、「-r」フラグを指定します。
http-ping -r http://www.yahoo.co.jp
- プロキシサーバーを経由する場合は次のように実行します。
http-ping -p http://142.4.15.25:3128 https://www.coretechnologies.com